2016年09月23日

高エネルギー加速器セミナー OHO'16開催

2016年9月23日

集合写真(3号館エントランス前にて)

2016年9月6日〜9日までの4日間、KEKつくばキャンパス3号館セミナーホールにおいて、高エネルギー加速器セミナーOHO'16が開催されました。同セミナーは若手研究員の育成や、企業の研究者の加速器科学への理解を深める事を目的として、1984年以来毎年開催されているものです。

第33回目となるセミナーの今年のテーマは、「量子ビーム計測~基礎から最先端の応用まで~」。企業、研究所、技術者、大学などの研究者、大学院生、大学生など86名が全国から参加しました。

「量子ビーム計測」をテーマにしたOHOセミナーは、33年間の歴史の中で初めての試みでした。高エネルギー加速器で生成される荷電粒子や中性粒子、放射光などの量子ビームをとらえる検出器についての基礎、加速器と関連の深い放射線検出及び放射線防護、さらには最先端の医学応用研究やニュートリノ研究まで、現在最前線で活躍している8名の講師がわかりやすく講義を行いました。

今年のOHOの特筆すべき点は、参加者がすべての講義を熱心に拝聴していたこと、講義後には参加者から講師への質問が例年より多く、活発に質疑・応答がされたことでした。質問に対し時間を惜しむことなく答えている講師の先生の姿がとても印象的で、「学生向けにとてもわかりやすい講義だった」という声も聞こえてきました。

例年通り、2日目の午後はラボ見学ツアーがあり、測定器開発室、Belle-Ⅱ、放射光施設(PFリング)、そしてコンパクトERLを見学しました。講義で説明された技術が実際の施設でどのように使われているかを見ることができたと参加者には大変好評で、見学中にも熱心に質問している参加者の姿も見受けられました。 

3日目の夜話(講義ではなく先輩研究者の方の経験談などを伺う)では、高エネルギー加速器研究機構・名誉教授 兼 高エネルギー加速器科学研究奨励会・代表理事の髙﨑史彦 講師より「ミュオン透視」について、大変興味深いお話をしていただきました。

本講義で使用されたテキストは以下のリンクよりご覧頂けます。

関連サイト

OHO'16
OHO'16資料