2016年08月24日

つくば市立桜並木学園並木中学校の生徒がKEKで職場体験

2016年8月24日

KEK素粒子原子核研究所の関口哲郎講師(右)にインタビューを行う並木中の生徒たち

7月25日(金)、つくば市立桜並木学園並木中学校の生徒5名が職場体験のため、KEKを訪れました。今回の職場体験の実習内容は機構の広報業務で、研究者にインタビューを行い、記事にまとめる作業を行いました。

生徒たちはまず、コミュニケーションプラザでDVDを見て機構の概要を学習し、次いで岡田小枝子KEK広報室長による広報業務やサイエンスライティングについての講義を受けました。その後、素粒子の一つであるニュートリノの研究などを行っているKEK素粒子原子核研究所の関口哲郎講師にインタビューを行いました。

関口氏は、加速器を用いて作った世界最大強度のニュートリノビームを 約300km 先にあるスーパーカミオカンデに撃ち込み、未発見のニュートリノ振動の観測を目指して研究しています。また、将来の超大型観測装置ハイパーカミオカンデの研究開発も行っています。生徒たちは、「ニュートリノとは何か」「なぜ物理学に興味を持ったのか」など、関口氏に多くの質問を投げかけ、関口氏はニュートリノの基礎的な知識や最先端の研究内容などを紹介しながらわかりやすく答えていました。

また、アップグレード作業中のBelle Ⅱ測定器や放射光施設の見学も行い、生徒たちは間近に見る巨大実験施設に驚きの声を上げていました。

最後に、生徒たちはインタビューの内容を原稿にまとめる作業に取り組みました。ニュートリノという目に見えない世界の話題に苦戦しながらも、関口氏の研究動機を中心にまとめるなど生徒たちはそれぞれの視点でインタビューの内容を表現し、原稿を仕上げました。

(生徒の原稿は広報室で添削し、追ってサイトに掲載します)

※ 職場体験とは
職場体験は、文部科学省が推進する学習活動。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指す。

関連サイト

KEK職場体験
文部科学省中学校職場体験ガイド