KEKキャラバン、1月は京都、岡山、茨城に派遣

2016年02月23日

2016年2月23日

KEKでは学校や社会施設などで行われる授業のサポートとして、地方自治体、NPO等の団体が企画する講習会や勉強会などに講師を派遣しています。1月は京都、岡山、茨城で実施しました。

1月21日(木)、京都市立塔南高等学校(京都府京都市)にて、3年生52名を対象に「素粒子と放射線の基礎知識」と題する講演と霧箱製作実習を行いました。

KEKの紹介の後、素粒子原子核と放射線の基礎知識について概説。続いて、各自一台ずつ霧箱を製作し、教室で採取された埃や花崗岩のかけらなどから出る放射線を観察しました。実験後は、まとめと加速器および最近のトピックスであるニュートリノ振動について解説しました。

実施後のアンケートでは、「放射線はどこにでも、微量に含まれていて、日常生活にも存在していることが分かりました」、「放射線が様々な分野で活躍していることがわかった」などといった感想が寄せられました。

1月23日(土)、岡山県立津山高等学校(岡山県津山市)で「謎の素粒子ニュートリノで探る極微の世界と宇宙素粒子と宇宙」と題する講演を実施し、1、2年生85名が聴講しました。

講演では、KEKの紹介やニュートリノについて解説。続いて、音叉を用いてニュートリノ振動を直感的に説明。さらに、東海-神岡間長基線ニュートリノ振動(T2K)実験の成果や今後の展望について解説しました。

アンケートでは「物質の存在という大きな疑問の解明の鍵を、素粒子といわれているほど小さなニュートリノが握っているのはとても興味深いと思いました」、「『ニュートリノが私たちの存在の鍵をにぎっているかもしれない』という言葉が印象に残りました」などの感想がありました。

1月27日(水)、つくばインターナショナルスクール(茨城県つくば市)において、中学1年生~高校2年生55名を対象に「What science can do for you」と題する英語による講演を実施しました。科学が他の分野と比べどんな強みを持っているのかを色々な例を用いて解説。情報を記憶することより、考える力を付けることの大切さを説明しました。本件はサイエンスQプログラムの一環として実施したもので、講演の模様はコミュニティFMのラヂオつくばで放送されました。

岡山県立津山高等学校で講演する小林 隆 教授

つくばインターナショナルスクールで講演する大須賀 鬨雄 ダイヤモンドフェロー

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