奈良教育大学と連携し、小学校でKEKキャラバンによる授業を実施

2016年02月09日

2016年2月9日

人形劇「そりゅうし村のゆかいななかまたち」KEKでは2011年から出前授業プログラム「KEKキャラバン」により、これまで全国300件以上に講師を派遣してきました。KEKは国立大学法人 奈良教育大学と包括連携協定を結んでおり、これまでにもキャラバンプロジェクトの実施にあたり、同大学理数教育研究センターにしばしば助言をいただいてきました。

また、近年の小学校からの出前授業依頼に応えるため、理数教育研究センターに協力をいただき、小学校低学年向けの授業プログラムを準備しておりました。

このたび理数教育研究センターのご紹介により、12月12日(土)、京都府精華町立東光小学校(京都府相楽郡)において、素粒子紙芝居と劇の実演、ならびに霧箱実験教室を実施しました。小学2、3年生25名が参加しました。
第一部のテーマは「そりゅうし村のゆかいななかまたち」。紙芝居やパペットを使って、いろいろなものが3種類の粒でできていることを紹介しました。続いて、粒同士が衝突した後に現れる粒が、その時々によって異なることを劇を使って実演。加速器を使うとその粒の存在を調べたり、性質を理解したりできることを解説しました。

第二部では、霧箱観察を実施しました。第一部で学習した粒をどのようにして見つけるのかについての講義を受けた後、実際に霧箱を観察。全員が放射線の飛跡の観測に成功し、その飛跡の種類や形について発表し合いました。

実施後のアンケートでは、「宇宙にある目で見える物はすべてダウンクォークとでんしとアップクォークでできていることを知りました」、「茨城県の研究所に行ってみたいです」などの感想が寄せられました。

素粒子の衝突実験を劇で紹介

霧箱実験の様子

関連サイト

KEKキャラバン
奈良教育大学理数教育研究センター
奈良教育大学 新理数プロジェクト