ロシアのブドカ原子核研究所との所長級会合開催 協力協定を5年間延長

2015年12月17日

2015年12月17日

12月1日(火)、2(水)の2日間、ロシアのブドカ原子核研究所(BINP)とKEKとの所長級会議であるBINP-KEKコラボレーション・ミーティングがKEKにおいて開催されました。BINPからパヴェル・ロガチェフ 所長、アレクサンダー・スクリンスキー 前所長を含む6名がKEKへ来所し、KEKからは山内正則 機構長を始め2日間で合計9名が参加しました。

KEKとBINPは、1995年に両機関間の包括的な協力協定が結ばれる以前から、長期にわたり良好な研究協力関係を築いています。今回のミーティングでは、両研究所で実施されている素粒子物理研究や加速器プロジェクトの現状報告に加え、KEKとBINPとの研究協力に関する議論が行われました。つくばキャンパスで行われているBelle II実験、J-PARCで行われているCOMET(ミューオン電子転換過程探索)実験やg-2/EDM実験に対するBINPの貢献について報告があり、今後のますますの協力関係の強化に期待が寄せられました。また、放射光分野においては、KEKからcERLについて、BINPからは自由電子レーザー(FEL)施設について現状報告が行われました。

本会合では、両機関の良好な協力関係を踏まえ学術交流協定の5年間の延長が合意され、両所長による署名が行われました。

12月2日(水)にはBINP代表団は東海キャンパスを訪問し、J-PARCの物質・生命科学実験施設(MLF)やハドロン実験施設等を視察しました。

署名を行うロガチェフBINP所長(前列左)と山内KEK機構長(前列右)

J-PARCハドロン実験施設にて、三原智教授(左)から説明を受けるロガチェフBINP所長(左から2番目)ら