サイエンスキャスティング2015の生徒たちがKEKで実験等を体験

2015年10月13日

2015年10月13日

実験の様子8月7日(金)、サイエンスキャスティング2015に参加した中学生1名及び高校生2名がKEKつくばキャンパスを訪問し、「光を分ける-物質の構造と運動-」のテーマで実験等を体験しました。

生徒たちは、中村惇平物質構造科学研究所准技師の指導のもと、光の波動性について説明を受けた後、回折格子を用いてポケット分光器を製作し、各種光源のスペクトルを観測する実験を行いました。

続いて回折格子にレーザーを当て、直接光・回折光のスクリーン上での位置と、回折格子からの距離を定規で測り、そこから光の波長を計算するという実験を行いました。

そして、回折実験が散乱実験の一種であること・加速器では散乱実験が行われていること・X線の回折格子が結晶であること、について講義をうけました。特には、光の波としての性質を利用することで物質の構造を調べることができるということや、KEK/J-PARCの施設の全般的な説明・中村准技師が普段携わっている仕事の紹介について、生徒たちは熱心に耳を傾けていました。

生徒たちは本日の成果を持ち帰って内容をまとめ、翌日つくば国際会議場にてプレゼンテーションを行いました。

※サイエンスキャスティングとは、つくば国際会議場が2010年より開催している高校生向け科学体験プログラムです。つくばに所在する研究機関と連携し、科学・技術に触れる場を提供して興味を深めてもらい、将来の進路選択に役立てることを目的に行われています。