Open-It 若手の会 若手研究会2013開催される

2013年11月22日

2013年10月10日(木)~12日(土)の3日間、Open-It若手の会 若手研究会2013が富山県富山市及び岐阜県飛騨市神岡町で開催されました。エレクトロニクスシステム開発等に携わる学生や若手研究者が研究内容の発表や交流を通して、加速器実験に留まらない天文学や物質構造科学といった他分野との連携、相互成長を図ることを目的に実施されています。若手研究会は今年で3回目となり、約20名が参加しました。

Open-It(オープンコンソーシアム)は計測システム開発に必要な要素技術、システム化技術及びその情報をできる限りアカデミック用途にオープン化し共有を図り、先端計測技術の維持、改良及び発展を共同で行おうとする団体で、 KEK素粒子原子核研究所のエレクトロニクスシステムグループが中心となり運営。国内の大学や研究所に19の活動拠点が設けられています。

Open-It若手の会はこのOpen-Itに参加する学生やポスドク、技術者など若手研究者の集う団体です。エレクトロニクスシステム開発に携わり始めたばかりの学生も多く、参加者は研究内容の発表に加え、開発における失敗談や悩みなどを紹介。参加者同士でアドバイスをし合うなど、経験を共有し自らの研究に生かしていくことに重きが置かれました。

2日目の11日には岐阜県飛騨市神岡町にある東京大学宇宙線研究所神岡宇宙素粒子研究施設及び東北大学ニュートリノ科学研究センターを訪れました。スーパーカミオカンデ、CLIO、カムランドの3施設を見学。特にスーパーカミオカンデやカムランドではそれぞれの実験に使われているトリガーやデータ収集システムに特化した説明を受けました。早戸良成 宇宙線研究所准教授は参加者に対して、エレクトロニクスシステム開発を行う際のアドバイスとして、どういう測定の実験のために開発しているのか、センサーや検出器からどのような信号が出るのか、精度や許されるデッドタイムなどといった要素を忘れず研究を行うことの重要性を述べていました。

参加者は今回の研究会を通して仲間から得た経験談やアドバイスをもとに自らの研究により一層邁進していくことが期待されます。

研究会の様子。失敗談や経験談を紹介しました。

スーパーカミオカンデのコントロールルームを見学する参加者

集合写真

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関連サイト

Open-It 若手の会
Open-It(オープンソースコンソーシアム)
東京大学宇宙線研究所 神岡宇宙素粒子研究施設
東北大学 ニュートリノ科学研究センター