文化財科学講演会のご案内 -放射光・中性子で文化財を探る-

2012年09月11日 プレスリリース

2012年9月11日

独立行政法人理化学研究所
公益財団法人高輝度光科学研究センター
大学共同利用機関法人 高エネルギー加速器研究機構
一般財団法人総合科学研究機構

放射光や中性子ビームは、物質のさまざまな特性を非破壊で評価できることから、文化財科学研究においても極めて重要な分析手段として期待されています。放射光については、兵庫県播磨科学公園都市の大型放射光施設SPring-8(スプリング・エイト)をはじめ、茨城県つくば市のKEK Photon Factory(フォトンファクトリー)、佐賀県のSAGA-LSや立命館大学SRセンターなどの放射光施設で研究が行われ、広範な研究分野においてめざましい成果を挙げています。 一方、中性子ビームについても、従来の研究用原子炉から作り出される中性子ビームを用いた分析に加えて、茨城県東海村に建設された大強度陽子加速器施設J-PARC(ジェイ・パーク)による利用も可能になりました。しかし、わが国の文化財科学研究分野における放射光や中性子ビームの利用はいまだ少ない状況です。そこで、文化財科学研究の一層の発展を目指して、SPring-8、Photon Factory、J-PARCの3施設が連携し得られた、これまでの研究成果を紹介する講演会を開催します。


■ 開催日:平成24年9月28日(金)13:00~17:30
■ 会 場:研究社 英語センタービル 大会議室(地下2階)  
       〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1-2(JR 飯田橋駅西口より徒歩3分)

■ 主 催:独立行政法人理化学研究所 播磨研究所、公益財団法人高輝度光科学研究センター、大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所、一般財団法人総合科学研究機構 東海事業センター
■ 共 催:日本放射光学会、日本化学会、日本分析化学会、SPring-8利用推進協議会、中性子産業利用推進協議会
■ 協 賛:応用物理学会
■ 定 員:約100名定員に達し次第締め切り。
■ 参加費:無料
■申込方法:下記のホームページからオンラインで申し込み
     http://www.spring8.or.jp/ja/science/meetings/2012/120928
     締め切りは9月24日(月)17時を予定
■ 報道関係者の皆様へ:
取材ご希望の方は、9月27日(木)までに必要事項(貴社名、ご芳名、取材日時、電話番号、E-mailアドレス)を下記の報道担当までご連絡ください。

講演プログラム

開会挨拶
                       野村 昌治(高エネルギー加速器研究機構)
講演1 「放射光マイクロビームを用いた古代ガラス中の赤色・黄色顔料の状態分析」
                       阿部 善也、中井 泉(東京理科大学)
講演2 「放射光による古代ビーズの着色機構解明」
                       沼子 千弥(千葉大学大学院理学研究科)
講演3 「放射光マイクロCTによる樹種識別」
                       杉山 淳司(京都大学生存圏研究所)
講演4 「SPring-8を利用した古代青銅鏡の蛍光X線分析」
                       廣川 守(泉屋博古館)
講演5 「中性子イメージングによる出土品の内部観察」
                       増澤 文武(元興寺文化財研究所)
講演6 「中性子を用いた縄文式土器の研究」
                       神山 崇(高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所/J-PARC)
閉会挨拶
                       大野 英雄(高輝度光科学研究センター)

(講演会に関する問合せ先) 
(公財)高輝度光科学研究センター 研究調整部 垣口、吉川
tel: 0791-58-0949、E-mail: sp8ws1@spring8.or.jp
(報道担当)
(公財)高輝度光科学研究センター 広報室 岡田
tel: 0791-58-2785、E-mail: kouhou@spring8.or.jp

関連サイト

独立行政法人理化学研究所
公益財団法人高輝度光科学研究センター(JASRI)
大学共同利用機関法人高エネルギー加速器研究機構 物質構造科学研究所(IMSS)
一般財団法人総合科学研究機構(CROSS)

大型放射光施設SPring-8
放射光科学研究施設 フォトンファクトリー
J-PARC 物質・生命科学実験施設(MLF)