2012年07月18日

七夕講演会「私は誰の子?宇宙の子-宇宙のはじまりと未来のひみつ」開催される

2012年7月18日

図1 会場の様子7月7日(土)つくばエキスポセンター2階にて七夕講演会が開催されました。七夕講演会は日本天文学会が2009年から毎年実施しているもので、「全国同時七夕講演会」の企画の一環として、高エネルギー加速器研究機構とつくば科学万博記念財団及び新学術領域「宇宙創成の物理」を主催として実施されました。会場には小学生を中心として30名を超える方が参加されました。

七夕講演会では、郡和範(こおりかずのり) KEK素粒子原子核研究所助教が「私は誰の子?宇宙の子-宇宙のはじまりと未来のひみつ」と題した講演を行いました。七夕伝説の話題をきっかけに、恒星や宇宙のはじまり等に触れ、私たちの身の回りの物質を構成する元素の成り立ち、「元素合成」を主に紹介しました。中でも、炭素や鉄など我々にとって特に身近な元素が、宇宙や星の中で作られた元素であるため、私たちはまさに「宇宙の子」なのだということを述べました。

質問コーナーでは、七夕にちなみちなんだ質問を短冊に書いてもらい、笹の葉につけ、司会をつとめた小森真里奈 KEK素粒子原子核研究所広報コーディネーターが短冊に書かれた質問を読み上げていきました。

「重力は粒子なんですか?」「地球より小さかったはずの宇宙がどうして今は地球より大きくなっているのですか?」といった大人顔負けの質問に、子供たちの宇宙への関心の高さが現れていました。

図2 講演を行う郡和範助教

図3 質問の短冊をつける子供達

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関連サイト

全国七夕講演会2012 HP
新学術領域研究「背景放射で拓く宇宙創成の物理―インフレーションからダークエイジまで―」
KEK理論センター 宇宙物理学グループ
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