2012年06月21日

KEKにおける「つくば(KEK)の放射線線量」でのデータの掲載について

平成24年6月21日

KEKは、安全管理業務の一環として敷地内の放射線の状況を測定監視しております。平成23年3月の東日本大震災の発生以降は、放射線線量についてのお問い合わせを多数頂くようになったこともあり、つくばキャンパス内の放射線線量の測定値をリアルタイムにWEB上に公開しております。

これに関連して、去る平成24年3月1日(木)に実施した放射線測定器の性能試験の際、環境放射線の測定結果ではなく、測定装置の性能試験中の高い数値を示すデータを同日14時40分~15時までの間、誤ってWEB掲載しその日のうちに訂正した、という事案がありました。このことに関しまして、6月に再びお問い合わせをいただきましたので、あらためて下記にその状況を記載してお知らせします。

【性能確認試験データの掲載時期】
平成24年3月1日(木)14:40~15:00の20分間

【状 況】
KEKの敷地内放射線測定においては、半年に一度、計画的に機器の定期点検を行っており、その際は、設置場所から検出器を取り外し、電源、計数回路等の正常性、放射線源への応答性等についての点検を実施しております。また、定期点検に加えて、設置場所での性能試験を随時実施しております。この随時試験では、KEKで保管しているテスト用放射線線源を用い、検出感度の確認テストを行います。

この確認テストを、平成24年3月1日(木)14時過ぎに行いました。その際、本来であれば、WEBシステムへのデータ送信ケーブルを取り外して試験を実施すべきところ、誤ってデータ送信ケーブルを接続したままの状態で実施してしまいました。その結果、環境放射線線量の測定値ではなく、テスト用放射線線源に由来した高い放射線線量の数値を、一時的にWEB上に掲載してしまいました。

この確認テスト中、WEB掲載データを閲覧された一般の方から問合せをいただき、環境放射線線量ではないデータが誤って掲載されたことをただちに確認しました。速やかに確認テストを中止するとともに、つくば地域の環境放射線線量に実際に変動があったかのような誤解を避けるため、当該期間に対応する20分間のデータをWEB上から削除し、データ欠測についてのお知らせをWEB上に3月1日~5月14日まで掲載しました。

【再発防止について】
短時間ではありますが、誤った数値をWEB上に掲載し、ご心配をおかけしましたことをお詫び申し上げます。

今後とも、環境放射線線量と関係のない性能試験データ等を誤って掲載することのないよう、手順に注意して作業にあたって参ります。

なお、KEKにおける「つくば(KEK)の放射線線量」は、リアルタイムに掲載しているものであり、機器の故障のほか、停電、落雷などの外部要因に起因する異常によって、やむを得ずデータ異常や欠測となる場合もあります。このような事例を最小限に留めるための努力も、引き続き行って参ります。

以 上

つくば(KEK)の放射線線量
環境放射線の測定結果