2011年12月15日

ATLASとCMS実験がヒッグス粒子探索に関しての現状を報告

2011年12月15日

1213日の日本時間午後10時より、スイス・ジュネーブの欧州合同原子核研究機関(CERN)が、大型ハドロン衝突型加速器(LHC)によるヒッグス粒子の探索に関してのセミナーの様子の映像配信を行い、ATLAS実験グループとCMS実験グループのそれぞれが、最新の実験結果を発表しました。

CERNのプレスリリースの原文はこちらで、その和訳はこちらで紹介されています。

セミナーの主要な結論は、標準理論のヒッグス粒子が存在するとすれば、その質量は116から130GeVの領域(ATLAS実験)115から127GeV(CMS実験)にありそうだということでした。ただし、ヒッグス粒子発見というにはまだまだ十分な統計量ではないとのことですが、2012年中に明らかにできるでしょうとのことでした。

KEKがこれまでに行ってきたヒッグス粒子の解説は、以下をご参照ください。

キッズサイエンティストより
「ヒッグス粒子と質量」

KEKの発信した過去の記事より
2010年、J.J.Sakurai
偉容を現した巨人
4千万分の1秒の決断
素粒子理論の大予言
最極微の世界に挑戦するLHC計画(2)~ ヒッグス粒子を探す ~

ILC
通信より
ヒッグス粒子の探し方
神の粒子はどこにある?

公開講座ビデオ集より
「質量起源のヒッグス粒子を探して」/金 信弘(筑波大学)
「謎のヒッグス粒子はもうすぐ発見されるか」/近藤敬比古(KEK)

関連サイト

LHCでのエネルギーフロンティア研究
アトラス実験
LHC アトラス実験のページ