ACFA ミーティング、上海で開催

2011年12月13日 トピックス

2011年12月13日

11月24日、中国科学院上海応用物理研究所において、アジア地域将来加速器委員会(Asian Committee for Future Accelerators: ACFA)の第18回会合が開催されました。オーストラリア、中国、インド、日本、韓国、台湾の6カ国/地域から19名の代表者が出席し、アジア-オセアニア地域の加速器関連分野における最近の研究活動と将来計画について議論しました。

現在アジア地域では、多くの加速器関連プロジェクトの計画・建設が進められています。今回は、各国/地域からの、これらのプロジェクト報告を含む加速器関連研究分野の現状報告に加え、「大強度陽子加速器」「国際リニアコライダー」「ネットワーク」の3つのワーキンググループと、アジアリニアコライダー推進委員会(ALCSC)からの報告が行われました。

アジア地域では、来年度以降多くの国際会議の開催が予定されています。本会合では、各会議の開催に関する調整、議論も行われました。

2012年には、コルカタ(インド)で「アジア加速器・測定器フォーラム(AFAD:Asian Forum for Accelerators and Detectors)」が、また、福岡県で「高エネルギー物理学スクール(AEPS)」が開催されます。AEPSに関する議論では、優秀な学生の参加を促進する方策について検討が行われました。

また、2013年には、最大規模の加速器物理の国際会議「世界加速器会議(IPAC)」が上海で開催される予定です。IPACは、米・欧・アジアの3地域の持ち回りで開催地が決定されますが、本会議で、次回のアジアでの開催となる2016年のIPAC会議の開催地として、オーストラリア、韓国、台湾が立候補を表明しました。開催地は、今後の調整により決定されます。

「アジア地域将来加速器委員会(ACFA)」は、アジア地域の加速器科学の発展のために結成された組織で、特に国際協力にもとづく発展を促進することを目的としています。現在、アジア・オセアニアの14カ国/地域から構成されており、2011年1月よりインド大学間共同利用加速器センターのAmit Roy所長が議長を務めています。

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