鬼怒中学校の生徒3名、KEKで職場体験

2011年06月02日 トピックス

2011年6月2日

5月23日(月)と24日(火)の2日間、常総市立鬼怒中学校の2年生3名が、職場体験のためKEKを訪れました。

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実習中、講義を真剣に聞く中学生ら

3名の中学生はKEKに関する説明を受けた後、所内を1周しながら超伝導リニアック試験施設棟(STF)やBelle測定器、KEKB加速器、電子陽電子加速器棟などのKEK施設を見学しました。

職場体験初日の午後からは、ケーブルのコネクタ付けの実習でした。この実習は、ケーブルの覆いをケーブルストリッパー、ハサミ、カッターなどを用いて決められた長さだけ剥がした後、コネクタを特殊な工具でケーブルに圧着し行いました。2日目は「ケーブルの中を伝わる信号の速さを測る」と題して、前日に自分たちでコネクタ付をしたケーブルを使って、オシロスコープやパルスジェネレータといった専門の装置を用いながら、ケーブルの中を伝わる電気信号の速さを測定しました。距離=速さ×時間という式の基本に立ち返り、桁数の扱いかたに悪戦苦闘しながら計算をしていました。

職場体験を通じて、中学生は「難しかったけれど勉強になりました」「見学した場所は広い場所や高い場所がたくさんあって驚きました」と感想を述べていました。

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記念品の泡箱写真フィルムに見入る中学生

最後に、中学生らに職場体験の記念品として粒子の飛跡が写った泡箱写真フィルムが進呈されました。今回の職場体験を担当した小沢恭一郎KEK准教授は「一般公開をはじめ、再びKEKを訪れてください」と中学生たちとの再会に期待を寄せ、山野井豊KEK先任技師は「昨日今日でやったことを、友達や先生に説明できるようにしてください。」と述べ、職場体験の経験を今後に役立てられるよう促していました。

※ 職場体験とは
職場体験は、文部科学省の推進のもと行われている学習活動です。生徒が直接働く人と接することで、学ぶことや働くことの意義や生きることの尊さを実感し、生徒が主体的に進路を選択決定する態度や意志、意欲など培うことを目指しています。