Belle II Japan初の会議を開催

2011年04月28日 トピックス

2011年4月28日

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4月22〜23日の2日間にわたり、名古屋大学において第1回Belle II Japan ミーティングが開催されました。Belle II 実験は世界中の研究者が参加する国際共同実験です。2014年のデータ取得開始を目指し現在準備が進められています。今回の会議では、「日本グループ」として活動するKEKと日本各地の大学の研究者が初めて一堂に会しました。

ミーティングは、世話人を努めた飯嶋徹名古屋大学教授による、Belle II 実験全体を俯瞰する講演から始まりました。飯嶋氏は「スタッフ、若手、大学院生、それぞれの立場でBelle II 実験成功に向けがんばりましょう」と気勢を上げました。引き続き、Belle II 実験の前身である「Belle実験」から研究を続ける研究者による若手向けの講演や、若手を中心としたBelle II 実験に関わる検出器の研究報告が行われました。

夕方に行われた懇親会には、2008年ノーベル物理学賞を受賞した益川敏英氏も参加。理論と実験の両面から物理学を追求する研究者間の有意義な意見交換が行われました。緊張しながらも益川氏に話しかける大学院生や若手研究者の姿も見られ、和気あいあいとした雰囲気の中、研究会にも劣らない盛り上がりを見せました。

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2日目前半は、2010年に終了したBelle実験で得られたデータの解析結果に関する発表が行われ、Belle実験のデータにはまだまだ沢山の可能性が秘められていることが示されました。後半には、将来Belle II 実験の中心的存在として活躍することが期待される大学院生の協力体制の構築や、理論グループとの連携、さらに広報活動に関する議論も行われました。