K1.8ビームラインとSKSスペクトロメータ

質量分離された荷電粒子を輸送する二次粒子ビームラインです。 ビームライン最終部に、ビーム粒子の運動量を精密に測るスペクトロメータ、また、その下流部には実験標的で散乱された粒子を精密に測るSKSスペクトロメータが設置されています。

概要

大強度陽子加速器施設(J-PARC)ハドロン実験施設ハドロンホール北側エリアにある二次粒子ビームラインで、2009年度に完成しました。 粒子を質量分離するための静電セパレータシステムが2台備えられ、最大運動量2 GeV/c までの質量分離された荷電粒子を輸送することができます。

また、ビームライン最下流部には、ビーム粒子の運動量を精密に測定するビームスペクトロメータが、またその下流には、実験標的で散乱された粒子を精密に測定するSKSスペクトロメータが設置されています。 SKSはつくばの12GeV陽子実験施設(KEK-PS)で長年使われてきた超伝導電磁石によるスペクトロメータで、非常に良い分解能(運動量の測定精度が高い)を持っています。

ストレンジクォークの2個入った原子核(ハイパー核)の作るのに適した 1.8 GeV/c の純度の高いK-中間子ビームが得られ、また、高精度のビーム及びSKSスペクトロメータを使ったハイパー核の分光実験などを行っています。

関連ページ