K1.8BRビームライン

大強度陽子加速器施設(J-PARC)のハドロン実験施設における二次粒子ビームラインです。

HD-hall544

概要

K18262K1.8BRビームラインは、J-PARCハドロン実験施設で最初に建設された二次粒子ビームラインです。生成標的(T1)で発生したπ中間子、K中間子、反陽子などの二次粒子が約30mにわたって輸送され、原子核・ハドロン実験に供されます。輸送できる粒子の最高運動量は1.1ギガ電子ボルト(GeV)/cで、低運動量二次粒子を利用する実験や、K中間子を実験標的中に静止させて利用する実験に適したビームラインです。J-PARC第一期計画では、最高一次ビーム強度は270kWに達しますが、このときK中間子のビーム強度は最大運動量で1バルスあたり約100万個に達します。ここでは大強度K中間子ビームを生かした様々な実験が計画されています。最初に行われるのはJ-PARC E17実験です。これは高精度でK中間子原子の状態を測定する実験で、K中間子と核子の間に働く強い相互作用の解明を目的としています。これに引き続き、K中間子と2個の陽子が束縛したK中間子原子核の測定を行うE15実験や、K中間子原子核の理解にとって重要となるラムダ(1405)粒子を精度良く測定するE31実験が行われる予定です。2009年初頭にはビームラインが完成し、2011年前半までビームラインの調整が行われてきました。2011年にはいよいよ初の物理実験がスタートします。

関連するWebページ

J-PARC E17実験 http://nucl.phys.s.u-tokyo.ac.jp/hayano/en/e17j-parc.html
J-PARC E15実験 http://j-parc.jp/NuclPart/pac_0606/pdf/p15-Iwasaki.pdf
J-PARC E31実験 http://j-parc.jp/NuclPart/pac_0907/pdf/Noumi.pdf
K1.8ビームライン /ja/Facility/IPNS/K18BeamLine/
K1.1BRビームライン /ja/Facility/IPNS/K11BRBeamLine/
K1.1ビームライン /ja/Facility/IPNS/K11BeamLine/
高運動量ビームライン /ja/Facility/IPNS/HighMomentumBeamLine/
K0ビームライン 
K1.8実験グループ /ja/Research/IPNS/K18/
ハドロンビームライングループ /ja/Research/IPNS/HadronBeamLine/

関連する研究グループ

K1.8実験グループ /ja/Research/IPNS/K18/
ハドロンビームライングループ http://wwwpreview.kek.jp/ja/Research/IPNS/HadronBeamLine/

関連する研究施設

K1.8ビームライン /ja/Facility/IPNS/K18BeamLine/
K1.1BRビームライン /ja/Facility/IPNS/K11BRBeamLine/
K1.1ビームライン /ja/Facility/IPNS/K11BeamLine/
高運動量ビームライン /ja/Facility/IPNS/HighMomentumBeamLine/
K0ビームライン