低レベルガンマ線スペクトロメータ

概要

ガンマ線放出放射性核種は,原子核が壊れるときに核種固有のエネルギーのガンマ線を放出します。加速器などで発生する高エネルギーの放射線が原子核に衝突して起こる原子核反応により生成するガンマ線放出放射性核種は,被ばくに関わる放射線量の指標として,加速器周辺における放射線場の計測に有用です。本装置は,放射性核種固有の原子核の壊れ方の特徴を利用して,測定の妨害になるバックグラウンドを除去し,これら低レベルのガンマ線放射性核種の定量を実現する検出器です。

image001.jpg KEKに設置されている低レベルガンマ線スペクトロメータ

image003.png高エネルギー放射線場に置かれた金から生成した放射性核種 Yb-169を、バックウンド除去後に検出した測定例。