放射光加速器

KEKには二つの放射光加速器があります。放射光は加速器の中で電子の軌道が曲げられる時に出る電磁波で、普通「光」と呼ばれる可視光からX線までその波長範囲がとても広く、物質の研究、生命科学の研究に用いられます。

概要

最初につくられた放射光加速器は通常「フォトンファクトリー」あるいは頭文字をとってPF(ピーエフ)と呼ばれます。この加速器のビームエネルギーは25億電子ボルト(2.5GeV)、円形加速器としての周長は187メートルです。この加速器は世界でも珍しい放射光専用加速器として1980年代の前半に稼働を始めました。

二番目につくられた放射光加速器は上記の PF の名前を踏襲して PF-AR と呼ばれています。このAR とは Advanced Ring いう英語から来ています。この加速器は65億電子ボルト(6.5GeV)のビームを蓄積する周長377メートルのリングです。非常に短いビームをつくり、時間分解能が要求される実験に用いられる世界的にユニークな放射光加速器です。

関連するWEBページ

放射光科学研究施設 http://www2.kek.jp/imss/pf/